想定できる多方面へのリスク
FXにおいて、考えうるすべてのリスクに対してしっかりと対策を練っておくことは、損失を可能な限り少なくするということにもつながりますし、より大きな利益を得ることにもつながってきます。
ここでは考えられる細かなリスクについての解説をしていきます。
まずは「注文リスク」。
これは為替レートが急激に変動して、取引注文したレートが不利になるリスクのことを指します。
レートの急激な変動には様々な理由があってのことでしょうが、初心者のうちは、常に急激な変動にも対応できるような投資を重視する必要があるのではないかと思います。
次に「電子取引リスク」。
FXは一般人にとって敷居が低く、誰でも出来るというような間違ったイメージが先行しがちですが、基本的な情報倫理や情報への知識が欠如したままFXを行った場合に生じるリスクが「電子取引リスク」です。
例えば入力ミスによる誤注文。例えばログインIDやパスワードなどの個人情報の流出。
「お金」をやりとりするFXですから、取引内ではなく、取引外の事象のも十分な注意を払う必要がありますね。
同じ「情報に対する認識の甘さ」が原因となるリスクとして「システムリスク」が挙げられます。
通信機器や通信回線などのシステム障害のせいで潤滑な取引が行えないというリスクですね。
出来ればこういった取引外のリスクは避けたいモノです。
生じるリスクは何も個人を対象としたものではありません。ユーザーが選ぶFX会社のリスクに対しても色々と想定しておく必要があります。
例えば「信用リスク」。FX会社が倒産してしまうリスクのことを指します(資産は守られる信託保全しているFX会社が好ましいですね。)
他にも「相対取引リスク」。為替レートはFX会社によって提示される値が異なってきます。
会社によっては不利なレートで成立する可能性もあるという事をしっかりと認識しておいてくださいね。
このように、FX取引を行う上でユーザーが背負わなければならないリスクは個人を対象としたものだけではなく、FX会社を対象としたものも沢山存在します。
損をしないために、利益を得るために、考えられるすべてのリスクを考えておかなければなりませんね。
2.初心者向けFX講座@通貨取引の為の判断材料
FX取引を潤滑にするためにはそれ相応の「知識」が必要です。
たとえば取り引きしている通貨が流通している国の政治状況、経済状況、要人の発言、戦争紛争の有無・・・等々。
挙げているとキリがありませんが、それだけ沢山の情報を仕入れておく必要があるというわけです。
さて。それらの情報は日頃のニュースなどで仕入れる場合もあるのですが、FXユーザー特有の分析方法によって得られる情報もあります。
「テクニカル分析」「ファンダメンタルズ分析」がそれにあたります。
「テクニカル分析」とは過去の為替相場の値動きから将来の値動きの仕方を推測するもの。
過去の値動きをグラフにしたもの(チャート)をもとに、今後の値動きを推測します。
そのチャートを基準として、様々な指標を用いた「テクニカルチャート」というものもありますし、ストキャスティクス、移動平均線等々、様々な材料がありますね。
一方「ファンダメンタルズ分析」とは「国の財政状況、経済状態」を指します。
各国の状態を参考にすることで今後の為替相場の値動きを推測し、取引に役立てるための分析ですね。
財政状況、経済状態と一口にいってもその中身は膨大で、
経済成長率の上昇下降具合、物価上昇率、雇用統計や失業率などなど様々な判断材料がある上に、政府要人の発言は政治の動き。さらには有事による国の動きも考えなければなりません。
「テクニカル分析」と「ファンダメンタルズ分析」の2つをご紹介しましたが、どちらか一方に気を配っていれば良いというわけではなく、どちらの分析にも精通しておかなければ潤滑なFX取引は期待できません。
よく「一攫千金」や「初心者でも楽に稼げる」といったイメージが先行しがちなFXですが、無知なままでは稼ぐことは出来ません。「旨い話」ではないわけです。
取引のタイミングを司るセンス。各国の内部状況に対する知識。その通貨が持つ特性への深い理解。これらすべてを十分に理解した上で取り組むべきものがFX取引ではないかと私は思っています。